画像SEO最適化:完全チェックリスト
ほとんどのサイトで、画像はページ総容量の約50%を占めます。未最適化の画像は、ページがCore Web Vitalsで不合格になる最大の原因であり——それは検索順位に直結します。本チェックリストは、2026年のSEOで本当に重要な画像最適化テクニックをすべて網羅します。
なぜ画像最適化がSEOに重要か
Googleはページ速度をランキング要因とし、画像はたいていページ上で最も重い資産です。直接的な影響は次のとおり:
- Core Web Vitals:LCP(最大コンテンツの描画)はしばしば画像です。ヒーロー画像の読み込みに4秒以上かかればLCPは不合格となり——Googleはあなたを評価で不利にします。
- 直帰率:モバイル訪問者の53%は、読み込みに3秒超かかるページを離れます(Googleのデータ)。
- 画像検索トラフィック:Google画像は全Google検索の20〜30%を占めます。適切に最適化した画像は画像検索で上位に表示され、自然流入をもたらします。
- クロールバジェット:重いページはクロールバジェットを多く消費します。速いページは1セッションあたりより多くのページをクロールされます。
手早い効果:画像を圧縮するだけでLCPを1〜3秒改善できます。これがCore Web Vitalsの合否を分けることはよくあります。
完全な画像SEOチェックリスト
1. すべての画像を圧縮する
これは最も効果が大きく、手間が最も少ない最適化です。アップロード前にすべての画像を圧縮しましょう:
| フォーマット | 目標品質 | 想定される削減 |
|---|---|---|
| JPG/JPEG | 75-85% | 60-75% |
| PNG | 可逆最適化 | 20-40% |
| WebP | 75-85% | 原本比70〜85% |
機密画像を第三者サーバーにアップしないよう、クライアント側で処理するツール(ImgMin——アップロード不要など)を使いましょう。フォーマット別ガイド:JPGを圧縮、PNGを圧縮、WebPを圧縮。
2. 正しいフォーマットを使う
- モダンなWebでは何にでも WebP(97%以上のブラウザ対応)
- 写真や複雑な画像のフォールバックに JPG
- ピクセル単位の図形が必要なとき、またはWebP非対応で透過が必要なときだけ PNG
- ロゴ・アイコン・シンプルなイラストには SVG(無限に拡大可能、極小サイズ)
<picture> 要素で複数フォーマットを配信:
<picture>
<source srcset="hero.webp" type="image/webp">
<img src="hero.jpg" alt="Product hero image" width="1200" height="630">
</picture>
3. 表示サイズにリサイズする
800×600の枠に4000×3000の画像を配信してはいけません。帯域を浪費し、LCPを損ないます。
- ビューポートごとに異なるサイズを配信するには
srcsetを使う - 画像ごとに2〜3サイズを生成:モバイル(640px)、タブレット(1024px)、デスクトップ(1920px)
sizes属性でブラウザにどのサイズを選ぶか伝える
<img
srcset="photo-640.webp 640w, photo-1024.webp 1024w, photo-1920.webp 1920w"
sizes="(max-width: 640px) 100vw, (max-width: 1024px) 80vw, 1200px"
src="photo-1024.webp"
alt="Descriptive alt text"
width="1200" height="800">
4. 必ず幅と高さを設定する
明示的な寸法がないと、ブラウザは読み込み前に画像のスペースを確保できません。これがレイアウトのずれ——Core Web Vitalsを損なうCLS(累積レイアウトシフト)の問題——を引き起こします。
<!-- Bad: causes layout shift -->
<img src="photo.jpg" alt="Photo">
<!-- Good: browser reserves space -->
<img src="photo.jpg" alt="Photo" width="800" height="600">
ずれを防ぎつつレスポンシブにするには、CSSの aspect-ratio や height: auto と組み合わせましょう。
5. 説明的なalt(代替)テキストを書く
altテキストは、Googleが画像の内容を理解する主要な手段です。良いaltは、Web検索と画像検索の両方で上位表示に役立ちます。
| 悪いalt | 良いalt |
|---|---|
alt="" (empty) | alt="Golden retriever playing fetch in a park" |
alt="image1.jpg" | alt="Bar chart showing Q3 2026 revenue growth" |
alt="photo photo photo SEO keywords" | alt="Red Nike running shoes on a trail" |
altのガイドライン:
- 画像が「何であるか」ではなく「何が写っているか」を説明する
- 125文字以内に収める
- 関連キーワードを自然に入れる——詰め込まない
- 装飾的な画像には
alt=""(空)を使い、スクリーンリーダーをスキップする
6. 説明的なファイル名を使う
Googleはファイル名を画像内容のシグナルとして読み取ります。
- 悪い:
IMG_20260315_001.jpg、screenshot.png - 良い:
golden-retriever-park.jpg、quarterly-revenue-chart.png
単語はハイフンで区切ります。ファイル名は小文字・簡潔・説明的に保ちましょう。
7. 遅延読み込みを実装する
遅延読み込みは、ユーザーが近くまでスクロールするまで画面外の画像を後回しにします。初期表示の読み込み時間を劇的に改善します。
<!-- Native lazy loading (all modern browsers) -->
<img src="photo.jpg" alt="Description" loading="lazy" width="800" height="600">
<!-- Don't lazy-load above-the-fold images -->
<img src="hero.jpg" alt="Hero" loading="eager" fetchpriority="high">
重要:LCP画像(通常はヒーロー/バナー)は決して遅延読み込みしないこと。ファーストビューの画像には loading="eager" と fetchpriority="high" を。それ以外はすべて遅延読み込みを。
8. 重要な画像をプリロードする
LCP画像については、ブラウザに早めに取得するよう伝えましょう:
<link rel="preload" as="image" href="hero.webp" type="image/webp">
画像を参照するHTMLを解析する前にブラウザがダウンロードを開始するため、LCPを200〜500ミリ秒短縮できます。
9. 画像配信にCDNを使う
コンテンツ配信ネットワークは、ユーザーに最も近いサーバーから画像を配信します。利点:
- 世界中のユーザーに対しレイテンシを50〜80%削減
- 自動フォーマット変換(一部のCDNはWebP/AVIFを自動配信)
- URLパラメータによるオンザフライのリサイズ
- 適切なキャッシュヘッダー付きの組み込みキャッシュ
10. 画像に構造化データを追加する
構造化データで、Googleが文脈の中であなたの画像を理解できるよう手助けしましょう:
- 商品画像:
Productスキーマのimageプロパティを使う - 記事画像:
Articleスキーマのimageプロパティを使う - レシピ画像:
Recipeスキーマを使う(リッチリザルトには画像が必須)
構造化データで参照された画像は、Googleのリッチリザルトや画像カルーセルに表示されやすくなります。
11. 画像サイトマップを作る
画像がSEOに重要なら(商品写真、インフォグラフィック)、サイトマップに追加しましょう:
<url>
<loc>https://example.com/page</loc>
<image:image>
<image:loc>https://example.com/photo.jpg</image:loc>
<image:title>Product photo</image:title>
</image:image>
</url>
12. 不要なメタデータを除去する
EXIFデータ(カメラ機種、GPS座標、タイムスタンプ)は1枚あたり20〜100KB増やします。アップロード前に除去すると:
- ファイルが小さくなる
- プライバシー保護(GPS位置情報を削除)
- 視覚的品質やSEOへの影響なし
Core Web Vitalsへの影響まとめ
| 最適化 | CWV指標 | 典型的な影響 |
|---|---|---|
| 画像を圧縮 | LCP | -1〜-3秒 |
| 表示サイズにリサイズ | LCP | -0.5〜-2秒 |
| 幅/高さを設定 | CLS | 画像のレイアウトずれを解消 |
| 遅延読み込み | LCP, FID | 初期読み込みが速くなる |
| LCP画像をプリロード | LCP | -200〜-500ミリ秒 |
| WebPを使う | LCP | 転送サイズ-25〜-35% |
| CDN配信 | LCP | レイテンシ-50〜-80% |
クイックリファレンス・チェックリスト
- すべての画像を圧縮(非可逆フォーマットは品質75〜85%を目標)
<picture>でWebPとJPG/PNGフォールバックを使う- 画像を実際の表示寸法にリサイズする
- すべての
<img>に明示的なwidthとheightを設定 - 説明的でキーワードに関連したaltテキストを書く
- 説明的でハイフン区切りのファイル名を使う
- ファーストビュー以下の画像を遅延読み込み
- LCP画像を
fetchpriority="high"でプリロード - グローバル性能のため画像をCDN経由で配信
- 商品/記事画像に構造化データを追加
- 重要な画像をサイトマップに含める
- アップロード前にEXIFメタデータを除去
まとめ
画像最適化は、できるSEO作業の中で最も投資対効果が高いものです。圧縮だけでCore Web Vitalsの不合格が解消されることもよくあります。適切なサイズ設定、altテキスト、遅延読み込み、モダンなフォーマットと組み合わせれば——ページ速度と検索順位の両方で測定可能な改善が見られます。
関連ツール
- JPGをオンライン圧縮
- PNGをオンライン圧縮
- WebPをオンライン圧縮
- 画像を200KBに圧縮 — ブログ記事の画像に最適
- 画像を100KBに圧縮 — 厳しい提出制限向け
- プライバシー優先の画像圧縮 — アップロードなし、サーバーなし